雑記

日本が変わる時

こんなにも多くの識者が溢れ、数々の問題提起しているのに何故日本は良くなっているという実感が少ないのか?変われないのか、それとも変わりたくないのか?日本は民主主義の皮を被った社会主義と言われて久しいが、実際はどうなのか?色々な角度から考えてみるとするか。

変わるのを待つな。自ら変われ。

日本の2023年名目国内総生:GDPはドイツに追い越されて、世界第4位に転落する公算が高まった。ドイツ連邦統計庁が1月15日に2023年での通年名目GDP暫定値を公表。ドル換算では、日本は円安で実質的な目減りが起こり、ドイツは物価高によって押し上げがあった。

2022年における1人当たりの名目GDPは、3万4,064ドル(ドル換算)となり、円安の影響もあって、前年比では、4万34ドルから大きく減らして、G7最下位となった(内閣府が2023年12/25発表)。国全体の名目GDPにおいては、日本は4兆2,601億ドルとなり、世界全体における割合は4.2%(21年は5.1%)。1980年以降では最低を記録した。日本のGDPは今後の成長は難しいと言われていた。

日本人はこれまでもエコノミックアニマルとの異名をもつくらい、「働く」「稼ぐ」といった事に対して貪欲であった。「24時間働けますか?」といったCMが社会現象になる程、残業(サービス残業)が当たり前の国として名が知れていた。しかし、最近はどうだろうか?「働き方改革」の名のもとに、残業は「悪」であると、言いたいような風潮が広がってきている。また、サービス残業で過労によって精神をきたし、その命を絶った社員がマスコミに取り上げられはじめた事も要因としてあるだろう。

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よく新人教育の際に、仕事が出来る人のイメージとして、「まずは、言われた事をだまって出来るようになる」事を重要視する傾向が日本にはある。確かに、言われた事が出来る事は大事だ。ただ、日本という国の中における仕事が出来る人は、諸外国における仕事が出来る人とは、多少意味が異なるような印象もなくはない。

説明が難しいのだが、例えば、日本の場合は手順を非常に重んじる。マニュアル教育が浸透していて、よく言えば手順通りに行われている安心感はあるのだが、悪く言えば、融通が利かない側面もある。またイレギュラーな事態が生じた途端に、機能不全に陥る印象だ。例えば、昨今の感染症の事案やデジタル化の流れの中においても、諸外国と比較して非常に対応速度、感度が低かった印象がある。問題が起きているにも関わらず、話し合いという名の長い、しかもやたら人数が多い会議を何度も行う割には、何も決定出来ないといった状態が起こった。その結果、国民はどう動いてよいのか分からず、右往左往してしまう。また在日外国人はその日本政府や日本企業の対応をみて不安感を感じて祖国に帰る人も多かった。

ある程度、時間が経過した後も、独自の対応を行うというよりは、特に欧米の対応をほとんど真似て行う事が精いっぱいであった。挙句の果ては、国内から挙がったアイデアや対応策もほとんど無視して、欧米の対応方法や欧米の商品を大量購入し、それをありがたがって、国民に配るという行動に出たのである。これは、まさに日本が自分の頭で物事を考えておらず、他国に自国の運命を委ねているのに等しい行動ともとれる。こんなことばかり、行っていては、外国人からすると、日本は他国の傀儡政権ではないか?と言われるのも仕方なく思える。事実、海外へ出かけたり、在日外国人との会話の中で、こうした質問は数回散見された。

諸外国ではどうかというと、勿論、国にもよるが、主たる欧米国では政府が政策を発表すると、その内容によっては国民がストライキ(大規模)やデモを行い、社会を機能不全にさせる事が多い。特にフランスやイギリス、ドイツ等は顕著なイメージがある。

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いわゆる「言う事聞いてくれないなら、実力行使だ」といった具合だろうか。現在、諸外国でも物価高による賃上げの機運が高まっている為、こうした機会も増えている。政府が正しい政策を行ってくれていないと判断したら、声を上げるのは民主主義の根幹である。

日本の場合は「親方日の丸」精神が強いのか、あまり、こうした声を上げる事は少ない。声を上げれば「余計な事をするな」と言われたり、警察に制止されたり、場合によっては強制的に逮捕されたりする。時には公安にマークされるなんて事もあるかもしれない。

日本は民主主義を標榜しているが、議員内閣制で皇族が存在しており、大統領制ではないので、国民が政治家のトップを直接選ぶ事も出来ない。加えて、一党優位性の状態で概ね、与党が勝利する構造が変わっていない為、なかなか政権交代も起こりにくい。その為、国民からすると関心が低い側面もある。

しかし、だからといって意見を言わなくてもいい、言ってはいけないという事はない。私たちが唯一、声を挙げられるのは、デモ等を除くと、選挙だけである。

今、日本に問われているのは国民一人一人が、政治に関心を持ち、この国をどういった国にしたいのかという事を考える事である。そして、間違った方向に向かおうとしていた時には、それに対して意見を言ったり、反対の態度を示す事は民主主義の国においては大事な事だと考える。

「日本は民主主義の皮を被った社会主義国」と言われないように、一人ひとりが行動する事が求められている。

【さいごに】

記事の内容は、著者個人の見解である為、著者の理解不足やうっかりさん等によって事実と異なる記載が生じる可能性がある。その為、記事の内容によって生じた損害に対して、一切の責任を負えない事をお伝えする。実際に記事の内容を活用される場合は、ご自身での判断・責任において行っていただく事をご了承いただきたい。

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