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為替とは?

現金を介入させずに帳簿上で資金移動や金銭上の債権・債務を決済する事を為替という。

為替には、「内国為替」と「外国為替」が存在する。

内国為替:自国通貨で行われる

国内の決済は、決済相手の取引銀行が別銀行の場合、中央銀行にある両行の預金の振り替えで完了する。

外国為替:異なる通貨同士で行われる

外国為替は、別通貨の為、共通の中央銀行はなく、お互いが預金を共通に預ける第三の銀行に振り替えの依頼をして決済が完了する。

               最もポピュラーな交換

外国為替市場での各国通貨相場は、その国の国際的なレベルでの経済力を反映するものともいえる。

外国為替取引で用いられる国内貨と外国通貨交換比率が外国為替レート(為替レート)である。

例えば、日本円と米ドルとの為替レートは「変動相場制」によって決められる。

※変動相場制とは・・・通貨に対する需要と供給によって変わる。日本円の需要が高ければ、日本円が上がり、米ドルが下がる「円高」となる。逆に米ドル需要が高いと日本円が下がり、米ドルが上がる「円安」となる。

戦後、しばらく1米ドルは360円という水準であったが、スミソニアンレート(1米ドル308円)となり、1973年2月より完全な変動相場制となった。

            変動相場制で時々驚かされる。

為替手数料:「外国為替」にて異なる通貨を交換する時に、売買時の相場の差から発生する費用

日本円を米ドルやユーロ、タイバーツ等、外国の通貨に交換する時に金融機関に支払う手数料をいう。それぞれの金融機関により、1通貨に対する手数料が定められている。

「TTS(Telegraphic Transfer Selling rate)対顧客電信売相場」:日本円を金融機関で外貨に換える時の相場

「TTB(Telegraphic Transfer Buying Rate)対顧客電信買相場」:外貨を金融機関で換える時の相場

仲値(なかね):基準の相場に手数料をプラスマイナスして決められている。
為替相場は時々刻々と変化しているが、それに合わせて金融機関の窓口での取引相場も常に上下すると、窓口業務が複雑になってしまい大変だ。そのため、朝の時点での為替相場を「仲値」としてその日1日の相場を決めている。

                 FXで儲けられたらなぁ

外国為替証拠金取引は、FX(ForeignExchange)と呼ばれていて、一定の証拠金を担保に外貨の売買を行う取引である。

最大で証拠金の25倍もの取引が可能。

小額の証拠金で取引でき、高いリターンが得られる場合がある半面、相場が予想と反対の方向に大きく振れた場合には、大きな損失を被るリスクがある取引となる。

注意点として外国為替証拠金取引の収益については一般的に、申告分離課税(税率は一律20.315%)となるので確定申告が必要。

とにかく安く外貨両替したいなら。

【さいごに】

記事の内容は、著者個人の見解である為、著者の理解不足やうっかりさん等によって事実と異なる記載が生じる可能性がある。その為、記事の内容によって生じた損害に対して、一切の責任を負えない事をお伝えする。実際に為替取引を行う場合は、ご自身での判断・責任において行っていただく事をご了承いただきたい。


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